道場実践訓

道場実践訓
礼儀、清潔、勤勉が吾が道場の実践訓である。

これを修行するには先ず座禅によって気息を整え己の心を正す。

そして苦しい稽古に耐え汗を流して五体を鍛え、忍耐力を養い、自己との戦いに心を励まして自分にうち克つ。面して法悦に三味できるのである。

 

道場は根性と格調高い人間性を涵養し、こころとこころのふれ合いを行ずる神聖な場である。

有段者も先輩も初心者も、等しくこれを肝に銘じ、人間尊重の品にある道場づくりの為に率先して事項を厳守しよう。

道場実践訓
道場実践訓

道場実践訓

 

一、時間を守ることは道場実践訓の始めであり、終わりでもあることを第一に心にしよう。

一、空手道修行訓を心読しよう。

一、稽古着は常に洗い清め、必ず持ち帰ろう。

一、道場は勿論、着替室、浴場、応接間、玄関など進んで清掃しよう。

一、心身を鍛える武道具は人の手足と思い大切に使用して必ず元の場所に置こう。